江戸川の牡蠣(カキ)の貝殻を使用して、

新しい色が生まれました。

夜明けの緋色。東の雲に宿る、「しののめ色」。











同じ原材料を使った釉薬でも、

配合で、透明度も、色つやも変わる。


まったく同じ配合の釉薬でも、

施釉の仕方で、雪にも、風にも、光にも、

白い花にもなった。










花器は、「朝霧の水面に、もみじ葉」


赤い土の色と、白系の釉薬2種の質感を生かして施釉し、

朝霧を表現している。横の線は、成形する際の、ロクロ目を利用した。

















2016年前半は、直線を意識した、人工的な形状の作品も多かった。


釉薬(ゆうやく)は、普通に浸して掛けるには硬すぎるような「失敗」。

ただ、施釉の仕方を変え、工夫することにして、新たな質感の器も生まれた。




質感に多様性が出た一年だったし、だんだん、古典的な形態(壺型)に・・・






その上に、写実的な植物の紋様を刻んだり、来年に向けて、新たなスタイルを模索。






アクセサリーと洋服作りにもチャレンジ



(ボタンの制作も始めました。)






土の質感を生かそうとした作品。和室に似合います。







価値観の対極を意識して、生命を感じていたい。






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