「技術」と「感性」について
2016/12/16 SHINO
本当に長い間、「技術」は磨くもの、
「感性」は育てるものだと思っていた。
一度身につけた「技術」は、さび付かない程度に手入れ。
「感性」は、水やりを一日も忘れてはいけない。
踏みつけてはならない。
そう思って努力を続けていた。
ただ、「感性」が大地に根差せば、
水やりは、それほど必要ないのかもしれない。
たまに枝葉を手入れして、虫に気を付け、
もしくは、風雨や太陽の光に、自然に枝は剪定され、
自分自身の作り出すものですらない。
また、日々、ストイックに「技術」を磨く中で、
「感性」が育ってゆく側面があのだとしたら、
もしかしたら、「技術」と「感性」が、
螺旋のように絡まる時に、やっと、
高みを目指せるのかもしれない。